社会/環境システム事業
社会インフラ事業
プラント環境システムおよびその周辺分野は近年、ますます複雑化、高度化の様相を呈し、加えて地球環境の問題が社会や自然に及ぼす影響など、地球規模で複合的、多層的課題が顕在化してきています。また、都市型水害の増加、淡水資源の希少化への懸念、一層の高度化が求められる環境対策など水資源を取り巻く課題も複雑さを増してきており、治水、利水、環境のバランスを取りながら、水資源を効率的に確保し利用するために、ますます水循環の高度化を進める取り組みが求められるようになってきています。
北菱電興では、技能水準や安全・安心、ソフトパスに関する知見を踏まえ、人が安心して暮らせる豊かな社会の実現を目指し、その為に必要な技術・設備・ノウハウを社会に提供し、環境を通して地域社会に貢献しています。
雨水・排水施設
突然の大雨などで排水区域内の雨水が自然排水できなくなった場合に、ポンプを使って河川に強制排水して浸水を防止するための施設です。
特に近年は大型の台風やゲリラ豪雨、津波による浸水被害などの被害が拡大しておりそのニーズは高まっております。
かんがい揚水施設
調整池などの水をポンプでくみ上げて、高いところにある土地、あるいは川や湖などの水辺環境が近くにない農地などに水を送るための施設です。
水門施設
河川やダム、水路などに設けられている水門には内水の排除、洪水の逆流防止、潮止め、用水の取水などあらゆる面で人々の生活を支えています。
水処理施設
様々な性質を持った原水を使用目的に見合う性質の水(処理水)に造り変えるための上水道プラントや下水道プラントなど多種に及ぶプラント工事があります。
消融雪施設
国土の61%が積雪寒冷地域であるわが国において、消融雪設備は冬期間の安全で快適な道路交通の確保に欠くことのできない施設です。
除塵施設
除塵設備とは河川水や用水、上下水道の原水などに含まれるありとあらゆるゴミ(浮遊物から粗大ゴミまで)を除去するもので、水質の環境保全のためには欠かせないものです。
近年、生活様式や産業形態の変化にともない水門やポンプなど、水利用施設の機能に障害を及ぼす事例も急増しておりそのニーズは高まってきております。
情報通信施設
今日、情報システムは、私たちの生活にとって無くてはならないものであり、暮らしの様々な場面で活用されています。
情報システムの活用は、グローバリゼーションと地域固有文化の伝承を両立させるためにもかけがえのないものです。