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PROJECT - 02
アシストプロジェクト
技術開発事業部 開発部
松田 啓✕粟森 雄大
このプロジェクトに取り組むきっかけ
松田 ある客先向けにアシスト製品を開発したことがあり、人の動作をアシストするというニーズが世の中には多く存在するということがわかりました。そこで弊社でも「アシスト」をコンセプトとし独⾃の新製品開発を⾏いたいという気運が⾼まったことがプロジェクト発⾜のきっかけです。
台⾞を選定したのは弊社がもともと持っている各設計技術を融合すれば実現可能と判断したからであり、また様々なシーンで使⽤されるものであるため多くの人に使ってもらえると考えたからです。
プロジェクトのスタートはどのような雰囲気でしたか?
松田 メンバーのほとんどがプロジェクト初参加ということもあり不安を抱えながらのスタートでしたが、若⼿社員がプロジェクトの中⼼となりアイデアを積極的に出し、ベテラン社員が技術的アドバイスを⾏うなど、若⼿とベテランがうまく融合することができました。それにより徐々に和気あいあいとした雰囲気が生まれ、各々が積極的に取り組むことができました。
開発において壁はありましたか?
粟森 簡単なことは一つもありませんでした。
人の⼒の検知にモータの制御、省電⼒化やデザイン性、軽量化など、全てにおいて壁がありました。
どれも大変でしたが、特に人の押す⼒や曲がろうとする微妙な⼒加減を検知して、モータを制御することが難しかったです。
試作機では制御がうまくいかず、暴⾛してしまうこともありました。
新たな壁にぶつかる度に、それぞれの分野に⻑けた人が主体となり、試⾏錯誤して完成させました。
このプロジェクトが目指すゴールは?
粟森 現在我が国は少⼦⾼齢化が進み人⼿不⾜が深刻な状況となっており、今後様々な分野でアシスト技術が必要になると考えています。今回開発したアシスト台⾞を一つの⾜掛かりとし、様々なアシスト製品開発を⾏っていきたいと考えています。
プロジェクトに取り組んだことで、ご⾃身はどのように成⻑できたでしょうか?
粟森 機械設計担当として責任を持ち最後までやり遂げたことで⾃信につながりました。試運転時に思い通りの動作をしたときにみんなで喜んだことや、MEX⾦沢2018に出展した際に多くのお客様に興味を持っていただけたことが印象に残っています。
またサブリーダーとしてプロジェクトに参加できたことでプロジェクトの進め方などを学ぶことができました。