社会/環境システム事業
エネルギー・防災事業
環境にやさしいクリーンなエネルギーを生み出す太陽光発電システムや小水力発電システムなど、場所や規模の大小を問わず、プランニング(ご提案)、システム設計・施工 、保守・メンテナンスに至るまでトータルサポートいたします。また、自社にて実証試験発電所を建設し発電事業にも取り組んでいます。
太陽光発電
信頼性
三菱電機は、太陽電池セルからパワーコンディショナまですべてのシステム機器を自社一貫生産している国内隋一のメーカです。万全の品質管理並びに、電力・公共・ビル・交通・製造業等プラント事業で培った技術とノウハウが生かされた信頼性・耐環境性の高いシステムです。
積雪対策
これまでの豊富な経験をもとに、北陸地方特有の重い雪質にも耐える「強い設備」「強い施工」をご提供致します。
保守・サポート体制
地元北陸のサービス拠点から万全を追求したサポート体制を整備しています。
大規模太陽光発電所 施工実績
(平成29年3月末時点稼働機場)
- 重光商事株式会社第1〜第9太陽光発電所(合計10MW)
- 株式会社ヨシカワ第1〜第3太陽光発電所(合計2.6MW)
- トウブ開発株式会社第1〜第3太陽光発電所(合計2MW)ほか多数
トウブ開発株式会社様 第1太陽光発電所
機場データ
- 三菱電機製単結晶太陽電池モジュール250W×3304枚(計826.0kW)
- 東芝三菱電機産業システム製パワーコンディショナ500kW×1、250kW×1(計750kW)
- アルミフレーム架台
- 傾斜角20°嵩上G.L+1.0m
- 運転開始:平成25年9月
重光商事株式会社様 第1太陽光発電所
機場データ
- 三菱電機製単結晶太陽電池モジュール250W×3990枚(計997.5kW)
- 東芝三菱電機産業システム製パワーコンディショナ500kW×1、250kW×1(計750kW)
- ハゼ式折板屋根直付金具 傾斜角2°
- 運転開始:平成24年9月
- 北陸電力株式会社
管内初!全量買取制度施行民間メガソーラ発電所
小水力発電
自然の流水エネルギーを活用する水力発電は、気候条件による変動が少なく、昼夜問わず発電することができる稼働率の高さから、安定電源の一つとして期待されています。
北菱電興ではマイクロ水力発電を使った分散型電源・自家消費型などのオフグリッドとしての用途に特に着目し、小流量や低落差といった水理条件であっても、従来の枠組みに捉われない新しいタイプの水車及び制御システムの開発・設計・製作に取り組んでいます。
北菱電興の役割
小水力発電の導入に向けた可能性調査、課題の抽出などのコンサルティングから設計施工及びメンテナンスに至るまで、ワンストップサービスを実現しています。また、産官学連携の取組みを活かし、マイクロ水力発電の分散型電源・二次電源などのいわゆる「地産地消型」の普及拡大にも注力しています。
非常用自家発電設備
万一の災害時に「人命」「資産」を守ります。
高性能・高品質の『三菱非常用発電設備』は、信頼性、耐久性に優れており、病院、ビル、データセンターをはじめ、社会インフラ、防災拠点等、最重要施設へ数多くの納入実績を有しています。
小型で軽量、容量帯も小容量から大容量まで幅広い製品ラインアップがあり、用途に応じた適切な機種を提案させていただきます。また、保守・メンテナンス部隊も北陸(金沢)に拠点を構えており、万一の障害時も迅速な現地対応を可能としております。
製品ラインアップ
- 三菱パッケージ発電機『PG-Q』シリーズ ※納入実績40,000台以上
- 三菱ディーゼル発電機『MEG』シリーズ
- 三菱端末機用発電装置『MCG』シリーズ
- 三菱簡易型単相発電装置『MSSG(単相)』『MSTG(三相)』シリーズ
- 三菱ガスタービン発電装置『MTG』シリーズ
自動始動発電機盤に搭載される発電装置コントローラ「MELGICⅴ」を採用いただくと三菱発電装置運用支援システム『MELGOS』の導入が可能となります。発電装置運転時の監視、記録、帳票作成、データ蓄積を行うことができるシステムで最大8台の三菱発電装置を一括管理することが可能です。機器の劣化状態が管理でき、経年変化の過程を「見える化」することで、予防保全策定への活用を可能としました。
スマートV2H
経済産業省の「長期エネルギー需給の見通し」によると、2030年には電源構成比の22〜24%が再生可能エネルギーになりその内訳として7%が太陽光発電になることを目指すとされています。環境にやさしいクリーンなエネルギーを生み出す太陽光発電システム。北菱電興では発電事業はもちろんのこと、工場や事務所等において太陽光により発電した電力を自家用として活用するシステム、蓄電池やEV(電気自動車)と連系したBCP対策型システム等、導入目的や施設の規模等に見合うプランニング(ご提案)、システム設計・施工、保守・メンテナンスに至るまでトータルサポートいたします。
V2Hとは、“Vehicle to Home(クルマからウチへ)”の事をあらわしており、EVの蓄電池を活用して施設内へ電気を供給します。この機能をさらに昇華させたものを系統連系型SMART V2Hとして、環境貢献や停電時の電源確保に活用します。
電力需給制御システム
EV・PV・系統(電力会社)の3つの電気を混ぜて使用可能
非系統連系型のV2Hでは、電気を同時使用することができないので切り替わる際に瞬間停電が発生します。
系統連系型のSMART V2Hは、EV・PV・系統の3つの電気を混ぜて使用するので施設内負荷がEVからの供給量を超えても、瞬時停電なく不足分をPV・系統電力から供給します。
PV連携
停電時も安定した給電を実現
非系統連系型のV2Hでは停電時もEVからの給電はできますが、PVからEVへの再充電ができないため、EV内の電気を使い切れば停止します。
系統連系型のSMART V2Hなら停電時でもEVからの給電に加え、太陽が照っていればPVからEVへの再充電が可能なので、停電の場合でも安心です(自立運転時PV連携技術)。
社会インフラの一部としても EVでつながる防災拠点のネットワーク化
SMART V2Hを介しEVを社会インフラの一部して利用することで、地域の防災・減災用途にも活用できます。
停電を伴う災害が発生したとき、EVで救援物資や人員に加え、電気も届けることが可能となります。